糖尿病と運動(筋トレ)

生活習慣病の予防には運動をしたほうがいいとよく言われますが、なぜ運動が大切なのでしょうか?

今回は運動(筋トレ)と糖尿病という観点からお話しさせていただきます。

さて糖尿病という病気を皆さん聞いたことはあると思いますが、どんな病気か知っていますか?

糖尿病とは、インスリン(ホルモン)が働かなくなり、血液の中のブドウ糖(血糖)が増えてしまう病気です。

血糖が高い状態が長く続くと血管が傷ついてしまい失明や心臓病などの合併症も併発することのある怖い病気です。

つまり血液の中に多量の糖があることが問題なので、この糖を減らせば症状は改善されるということになります。

ここで一役買うのが筋トレです。

糖は筋肉を動かすためのエネルギーです。筋トレをするとエネルギーが必要になるので、血液中の糖を筋肉に取りこみます。

その際にGLUT4という物質が活躍するのですが、GLUT4は筋トレを続けることで数が増え、血液中の糖をさらに筋肉に送りやすくします。

また筋トレ後も2~3時間はGLUT4がしっかり働く状態が続き、筋肉の回復のために糖を筋肉中に送り続けます。

なので筋トレをすると、たとえインスリンが出にくくなってしまったり、働きずらくなったりしたとして血糖値の上昇をおさえることが出来るのです。

筋トレはその他にも様々なポジティブな影響を体に与えてくれます。

始めるタイミングが早いにこしたことはないのですが、筋トレが原因で腰やひざを痛めてしまったら元も子もないので、ぜひ定期的にプロに指導してもらってください。

コンディショニングセンターでは大人の方向けのトレーニング教室を開催しております。

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