皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
新型コロナウイルスも落ち着きを見せたかと思えばまだ勢いを増してきて
安心できない日々を送っている方もいらっしゃるでしょう。
また、大雨が続き九州、特に熊本では大きな被害が出て特定非常災害にも指定される事態となっています。
こういったことが起こるたびに自分の無力さを痛感させられます。
さて、私自身もすっかり忘れてしまっていたのですが、
7月7日にスピッツェンパフォーマンスコンディショニングセンターが無事に1周年も迎えることが出来ました。
準備もままならないままオープンを迎え、始まったコンディショニングセンターですが、お陰様でたくさんの選手やスポーツ愛好家、トレーニングをしたい方々にお越しいただきました。
この施設が完成したおかげで新しいお客様と出会うこともでき、指導させていただく中で私自身もたくさんの学びを得ています。
同じトレーニングを行うにしても一人一人身体は違います。
始めてトレーニングを行う方、自己流でやられていた方、ある特定の筋群だけ
著しく弱い方、そして性格など。
あげればきりがないですが、そいった違いがあればあるほど、
こちらもどういった声かけを行うのか、種目選択を行うのかなど
たくさんの知識や指導技術、経験が必要になってきます。
これはどこから湧いてくるものではなく、
しっかり準備しておかなくてはなりません。
私の好きな言葉があります。
「Be Prepared」(備えよ、常に)
ボーイスカウト、ガールスカウトを立ち上げた、ベーデン・パウエル卿が
モットーとして掲げた言葉です。
私自身はボーイスカウト活動をしていたわけではありませんが、
宇宙飛行士の野口聡一さんが何かの機会(野口さんだったかも記憶が曖昧です・・・。)でお話しされていたことでこの言葉を知りました。
現在のこういった困難な状況にもこの言葉の意味を深く考えさせられます。
私は世界を変えることが出来るような人間でもありませんし、
何か新しい技術を開発できる力もないと思いますが、
コンディショニングセンターにいらっしゃる方の力には
今後ともなることが出来るように
「備えよ、常に」の精神をもって進んでまいりたいと思います。
コンディショニングセンターはトレーニングだけではなく、治療やリハビリもできる施設なのでお忘れなく!

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
齋藤雄介
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