コロナの自粛期間で世間的にも
オンラインでのトレーニング指導が増えたようです。
何もやらないよりかは、自重でもトレーニングをしたほうが良いと思うので、
私もオンライン指導でさせていただきました。
6月までは週1、2回行う予定もあります。
しかし、オンラインで指導させていただいていてやっぱり思うのは、
バーベルやダンベルを使用するウエイトトレーニングがいいなぁということです。
その最大の理由は、
適切な負荷をかけることが出来るということです。
自重トレーニングの負荷は自分の体重です。
体重といえど腕立て伏せは膝をついて負荷を軽くすることが出来たり、足を台に乗せることで負荷を上げることも可能です。
しかし、体重以上の負荷をかけることが出来ません。
スクワットでなにもプレートを付けず20㎏のバーだけ担いで行っても
体重以上の負荷がかかっています。
しかし、自体重ではどんなに頑張っても体重までしかかけることが出来ません。(片足にしたとしても)
これではやはり過負荷というトレーニングの原則を重さの面で
達成することができません。
反対に筋力が低く体脂肪が多い人には、負荷が高すぎてしまう可能性もあります。
そういった場合はケガをしてしまうこともあるでしょう。
トレーニング種目に応じて体重を増やしたり減らしたりすることはできません。
バーベルやダンベルを使用するウエイトトレーニングでは、
筋肥大をさせたい時には、10回程度行える重量で、
最大筋力を向上さたい場合は、3~5回程度行える負荷といったように
目的・個人の筋力に応じて負荷を微調整することが可能になります。
多様性という面においては自体重トレーニングを行うことも
悪いことではないと思いますし、
ジャンプ系の種目などは自重で行っても有効です。
しかし、ジャンプ系種目を安全に行うための筋力をつけるためにも
通常のウエイトトレーニングが大切です。
自粛要請期間も終わり、スポーツジムも再開しているところが増えていると思います。
いきなり依然と同じような負荷をかけることは危険です。
やはり”適切な負荷”をかけることが出来るバーベル、ダンベルを使用した
ウエイトトレーニングで徐々にトレーニングを再開して下さい。
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