前回のブログで高齢者の運動指導の良さをトレーニング指導者の立場からお話しさせていただきました。
今回は分けることではない気がしますが、一般の方へのトレーニング指導において感じていることを書かせていただきます。
高齢者の方に当てはまりますが。
それは
身体は思っているよりも衰えているということです。
初めて行う種目をするときに、このくらいの重量はもてるだろうと思ってやってみると実は全然できないということがよくあります。
これはその人の性格やトレーニング歴にもよると思うんですが、
自信をもってこのくらいの重さならできる、このトレーニングはできそうなどと思っていても意外にできないのです。
たとえ昔はできていたとしてもしばらく運動してこなかった身体では
残念ながらできなくなってしまっています。
運動会でアキレス腱を切ってしまうパターンはこれにあてはまります。
これを知っておかないと運動しようとスポーツジムに入会しても
無理な負荷、不慣れな身体ではすぐに痛みが出てきてしまい効果が出る前にやめてしまいます。
運動の最初は確実にできるところから無理をせず行いましょう。
※慣れてきたら少しの無理をすることが大切にもなります。
コンディショニングセンターで行う筋トレクラブやパーソナルトレーニングも
いきなり重量を上げることなく徐々に様子を見ながら行っています。
時にはバーベルを使用する種目でもダンベルに変えるなど
トレーニングする方の状況で調整します。
他の人がいるとついあげたくなってしまったり、同じことをしたくなったりしてしまうこともありますが、
気にする必要はありません。
これから運動を始める方は
最初は無理をしないところから始めてみてください。
最初は無理するよりも継続することの方が大切です。
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