ジャンプを高く飛ぶために

最近は2名のスタッフがジャンプアップのためにトレーニングを開始しました。

ジャンプを高く飛ぶためには

恵まれた身体的条件が備わっていない場合、

筋力トレーニングとジャンプのトレーニングが必要になります。

そこで本日はジャンプのトレーニングをご紹介したいと思います。

※ジャンプのトレーニングを行う前に筋力をしっかり高めておきましょう。

ジャンプのトレーニングは、

ただジャンプすればいいと思われるかもしれませんが、

大きく分けて3段階に分けて指導を行っています。

1.着地の練習

最初に着地の練習を行う理由は、

障害予防の観点からです。

コンタクトを除く、競技中でケガが起こる場面のほとんどが接地動作(地面に足が着地する時)で起こります。

なので着地動作がしっかりできていないと

トレーニングでケガをしてしまうこともあります。

着地姿勢は

パワーポジションといわれる姿勢です。

股関節、膝関節、足関節を適切に曲げた姿勢です。

この適切とは、人それぞれの足の長さや胴の長さ、筋力などによって変わってくるので言及できませんが、

背筋を伸ばしたままお尻を引き一番踏ん張れる、

力が入るなぁと感じるところです。

この時は、足の裏全体が平等に荷重がかかっているようなイメージです。

またこの着地動作の練習を行うことで

競技中の様々な着地の際に臀部が適切に使われるようになり、

膝の障害予防に役立つとも思います。

実際の着地の練習は下記の動画をご覧ください。

ランディング

ランディング(アームスイング)

2.単発のジャンプ

次に単発のジャンプを行います。

いきなり連続でジャンプ(三段跳びのような)を行うと、

これもまた危険なので

まずは1回ジャンプを繰り返し適切なジャンプ動作を覚えていきます。

ここで紹介するスクワットジャンプは、

しゃがみこんだ状態から静止して真上に思い切りジャンプします。

理想はスタート位置と同じところに戻ってくることです。

真上に力を伝えることが目的なので着地が前に行ってしまったり後ろに行ったりしないように気を付けましょう。

気を付けるがあまり、トリプルエクステンション(足首、膝、股関節の伸展)が出なくなってしまうこともあるので注意してください。

動画のように着地練習のランディングから繋げて行うことが良いでしょう。

スクワットジャンプ

3.勢いをつけたジャンプ

そして最後に勢いをつけたジャンプ(カウンタームーブメントジャンプ)を行います。

一気にしゃがんでから、なるべく早くジャンプします。

このトレーニングも真上に高く飛ぶことを意識して行いましょう。

腕を振るとさらに勢いが増し高く飛ぶことが出来ますが、

コントロールが難しくなるので、

まずは腕を振らないスクワットジャンプと同じ姿勢で始めましょう。

こちらも実際の動きは動画でお確かめください。

カウンタームーブメントジャンプ

CMJ(アームスイング)

今回は基本的なジャンプのトレーニングをご紹介しました。

この他にもさまざまなバリエーションや方法がありますが、

まずは基本を大切にじっくりと行ってみてください。

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